デンタルフロスで仕上げのプラーク除去を!

歯ブラシとの併用でその効果が注目されているデンタルフロスは、デンタルケアには欠かせないアイテムとなってきています。
スウェーデンなどでは子供の頃から歯磨きの仕上げとしてデンタルフロスを使用し、歯の隙間である歯間掃除が習慣化しているほどです。

デンタルフロスは耐久性のあるナイロンの繊維によって歯間にある汚れやプラークなどを取り除きます。
歯ブラシによる歯磨きでは磨き残しがあるため、歯ブラシでは届きにくい部分をデンタルフロスでかき出します。
直接繊維を歯の隙間に入れるため、汚れ落としの力はとても大きいです。

歯を失う原因の一つでもある歯周病は、歯に汚れが残る事で表面に付着した粘着力のある細菌が原因となります。
一般的に歯垢と呼ばれ、最近ではプラークと言われます。
プラークは磨き残しによる食べカスや糖分などを栄養として増殖し、歯にしっかりと定着する事から歯石となり、歯周病や歯肉炎に歯槽膿漏などを引き起こします。

こういった歯の疾患を生み出さないためにも、歯の表面に付着した汚れは定期的に取り去る必要があり、毎日の歯磨きに加えてデンタルフロスでの歯間掃除は手を抜けない訳です。

現在ではドラッグストアなどで手軽にデンタルフロスを購入する事が出来ますが、高齢者などはその使い方に慣れていない人が多く、また面倒さを感じてしまう場合もあり普及率は低いようです。
子供の頃から歯ブラシとセットでの歯磨きというイメージを持っていないため、使いこなすには情報と理由付けが必要なのかもしれません。

高齢者こそデンタルフロスでの歯間掃除が必要な理由は、プラークによって引き起こされる疾患は細菌性のものが多いです。
特に歯の疾患は細菌によって成り立っていると言っても過言ではありません。
そのため歯の治療をしっかりとしておかないと、その細菌が身体に周り巡って心筋梗塞の原因となる事もあります。

この心筋梗塞の引き金となるのが動脈硬化であり、歯周病菌によって血管内の血小板に作用し血栓を作り出します。
そのために血の流れや血の質が悪くなり、いわゆる血液がドロドロとしたものになる訳です。
これらを発生させる要因となりうるのがプラークであり、口腔ケアがいかに重要なのかが理解出来るでしょう。

重篤な身体の疾患を発症させないためにも毎日の歯磨きには力を入れて、デンタルフロスによる歯間のプラーク除去を積極的に行う事が大切です。
億劫だと思わずに毎日の習慣にしてしまえば、健康のためという意識で続けられる事が可能となって、歯だけでなく体全体にも良い影響を与えます。